こんにちは。整体師、ボディメイクアドバイザーをしています、エリカです。
コンプレックスときいて、何を思い浮かべますか?
バストアップのこと、性格のこと、身長のこと、姿勢のこと、学歴、子育て、旦那、家族、、、自分のことから子供や家族のこと、たくさんあるかもしれませんね。
たとえば、歯が黄色いのがコンプレックスで、ホワイトニングを考えているとしましょう。
歯が黄色いと思っていると、ほかの人が自分より白い歯だとか黄色い歯だとか、自分の気になる部分を、自分の中のいい悪いという価値観で、見てしまいます。
自分が気にすることは、自分の中に種があるのです。
自分はどうしてそのことについて気になってしまうのでしょう?
どうしてそのことについて完璧を求めるのでしょう?
どうしてそのことが受け入れられないのでしょう?
今回は、バストアップの重要な動機であるコンプレックスについて考えてみたいと思います。
コンプレックスは他人を傷つけてしまう
「イグアナの娘」という、萩尾望都さんの漫画があります。
親子のコンプレックスをテーマにした作品で、母は長女を「イグアナ」と呼んで嫌い、次女を可愛がります。
長女が愛を求めても、母はイグアナにしか見えない、と拒否します。
長女は愛を求めて、コンプレックスを抱いたまま大人になります。
時がたち、母が死んだときに、長女は母がイグアナそっくりなのを見て、驚き、「母は自分自身がイグアナであったから、自分を嫌いだったのだ」ということを悟ります。
自分が満たされないと、人は周囲を貶めてしまう
自分が幸せだと思えない心からは、いじめっ子、自虐っ子、自閉っ子が生まれます。
いじめっ子は、ほかの人を批判して自分の優位性を確立したい心です。
実は、この心は、仲間を必要としています。「批判する心を共感してほしい」という気持ちです。
大人の視点に立てば、誰かを批判するとき、それは自分の心の狭さを露呈してしまいます。
みんなが同じである必要がないし、この子の価値観も1つの見方でしかないからです。
自虐っ子は、自分をとことん否定したい心です。
この心も、仲間を必要としています。「自分がだめだ、認められない、という心に共感してほしい」「実は、自分のこの心の出口を教えてほしい」という気持ちです。
自閉っ子は、「もう他人なんて信用しない」「僕はコミュニケーションができない」という気持ちです。この心は助けを必要としていないように見えて、自分に興味があり、共感してくれる人が現れるのを待っています。
どれも、自分を守るあまり、「人を喜ばせよう」という気持ち、「思いやり」が欠けています。
自分の心が恐れのトゲだらけのハリネズミのままだと、自分を守る反面、他人を傷つけてしまいます。
白黒つけなくてもいいということを知ろう!
この世のほとんどのことは、理解できないしどうでもいいことです。
「おおらか」である友人と付き合うと、感銘をうけるのは、自分がむっとするような状況でも「イライラ」していないということです。
つまり、何かを批判する心、不満を持つ心はそれだけで、自分の「ストレス」になり、無意識にイライラしているのです。
イライラすると身体が緊張し、血流が滞るので、バストアップの妨げになってしまいますね。
すべてはもっと美しくなることに費やせる
バストアップの基本は女性ホルモンアップと新陳代謝アップとイメージトレーニング。
日々これを実践し、忙しくすることができます。
コンプレックスを抱いている暇などないのです。
色々なネガティブなことを考えるのはほかの人に任せて、自分の美のすべてに集中し、「イライラ」している人、させる人とは付き合わないようにしましょう。